阪神・木浪にアクシデント 背走&ダイブで体を強打 治療のためベンチに下がるもプレー続行 大きな拍手

 「阪神タイガース-広島東洋カープ」(9日、甲子園球場)

 阪神の木浪聖也内野手にヒヤリとする場面があった。

 5点リードの七回、佐藤輝の失策から2死二塁のピンチを背負うと、広島・田中広が放った遊撃後方への打球を懸命に背走。最後は後ろ向きに飛び込んだが捕球できず、タイムリーとなった。

 直後、飛び込んだ木浪は起き上がることができず、慌ててトレーナー、藤本内野守備走塁コーチが駆け寄った。ダイビングした際に体を強打したとみられ、起き上がると満員のスタンドから大きな拍手が送られた。そのまま治療のためベンチに戻り、再びグラウンドに戻ってくると再度、大きな拍手がわき起こっていた。

 恐怖の8番として阪神の快進撃を引っ張ってきた木浪。欠かせない存在だけに、思わぬアクシデントとなったが、プレーを続行した。

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