阪神 5投手が魂の継投 森下の1点守り切った歓封リレーで5連勝

 力投する石井
 最後を締め、(手前左から)島本、桐敷、石井らとタッチを交わす岩崎(撮影・高部洋祐)
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 「中日ドラゴンズ0-1阪神タイガース」(6日、バンテリンドーム)

 スコアボードに並べた「0」の数が、阪神投手陣の“奮投”ぶりを表していた。虎の子の1点を必死に守り抜いた価値ある勝利。5投手の継投で、5連勝だ。

 6回無失点と好投した才木浩人の後を受け、石井大智が七回のマウンドへ。1死から木下に左前打を許し、続く福永に投前へ犠打を決められた。2死二塁で代打・宇佐見がコールされると、岡田監督も動く。島本浩也がマウンドに向かった。

 「目の前のバッターを絶対に抑えて次につなぐ」。その一心で打者と勝負し、フォークを投じて二ゴロで任務完了。1番・大島から始まる八回は桐敷拓馬が登板。大島に中前打を許したが、続く岡林にツーシームを投じ、注文通りの二ゴロ併殺打。最後は細川を138キロフォークで空振り三振に仕留めた。

 桐敷も島本同様の思いで戦っていた。「先輩たちがゼロで抑えてくれていた。自分もザキ(岩崎優)さんにつなぐことだけを考えて」。連勝の勢いのまま甲子園に戻って2位・広島と直接対決。虎投一丸で勝利のバトンをつなぐ。

 ◆石井「イニング途中での降板は(打者が)右か左かあると思うんですけど、すごく悔しい。島本さんに本当に助けられました」

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