阪神・桐敷 2年目左腕が救った!4戦連続イニングまたぎで0封 「任された場面をゼロで抑えるだけなので」
「広島東洋カープ3-5阪神タイガース」(16日、マツダスタジアム)
同点になりそうなピンチできっちり火消し役を務めた。2番手の阪神・桐敷が1回1/3を1安打無失点の好リリーフで、「任された場面をゼロで抑えるだけなので」と責務を全う。8月9日・巨人戦(東京ドーム)を皮切りに登板4試合連続でのイニングまたぎで、優勝マジック点灯に大きく貢献した。
出番は六回、先発の大竹が3点目を失って1点差に迫られた直後だった。最初に対峙(たいじ)した坂倉に左前打を浴びても決して動じない。2死一、二塁でデビッドソンには初球高めの直球で空振りを奪ったが、「ちょっと抜けちゃったので、修正して思いっきり内に攻めていくつもりで」と強気を忘れず。カウント2-1からはインコースへ2球連続直球を続けて見逃し三振に斬り、「粘り強くゼロで抑えられて良かった。思わず出ちゃいました」とガッツポーズを決めた。
イニングをまたいだ七回は、2死から四球を与えるも、最後は野間をスライダーで空振り三振。グラブを満足げにポンとたたいてベンチへ戻った。
7月26日の再昇格から9試合登板で自責点0を続ける左腕。「信頼じゃないですが、積み重ねだと思ってるので。まだまだ。ひとつひとつやっていくだけ」。プロ2年目、成長曲線を描いた先に“アレ”が待つ。
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