“広島キラー”阪神・大竹 16日の広島戦で21日ぶり先発へ 10連勝チームの勢いに「便乗しようかな」

 体調不良により特例2023対象選手として7月30日に出場選手登録を抹消された阪神・大竹耕太郎投手(28)が14日、甲子園室内練習場で行われた投手指名練習に参加。16日・広島戦(マツダ)で21日ぶりに先発する左腕は、首位を独走するチームの勢いに身を任せて8勝目を狙う。

 「あたかも『普通にいました』みたいな雰囲気を出して、便乗しようかなと」

 離脱中にチームは優勝マジック点灯目前まで歩を進めた。シート打撃への登板を経て、11日から1軍に合流。ロッカー内の雰囲気も良く、「僕が帰ってきたから負けが増えるとかはやめたい(笑)」と疫病神扱いを受けることは、なんとしても避けたいところだ。

 今季の広島戦は4試合に先発して3勝0敗、防御率0.30と抜群の相性を誇る。「カープも5回目か。今の自分で勝負できたら」。これ以上ない復帰のタイミング。“鯉キラー”として力を発揮し、アレへ突き進むチームを勢いづける。

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