阪神・村上 初出場の球宴舞台で収穫たっぷり「いろいろ話を聞けて勉強になりました」
「阪神タイガース7-2広島東洋カープ」(28日、甲子園球場)
阪神の先発・村上頌樹投手は7回2失点の好投。打っても2安打と活躍し、6月29日・中日戦以来の7勝目を挙げた。
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夢舞台にはたくさんの“ヒント”が詰まっていた。初出場した球宴について、阪神・村上は「いろいろ話を聞けて勉強になりました」と充実の表情を浮かべる。
印象に残ったことには中日・小笠原の調整法を挙げる。「投げた翌日にウエートを全身やるとか、瞬発系を1週間の中で早めに入れるのは驚きでした」。自身はウエートは上半身、下半身で日を分けており、瞬発系のトレーニングは登板2日前に行う。「自分も半年間やってきたものがあるので、来年以降に生かせたら」と今後の引き出しとするつもりだ。
第2戦の試合前練習は、初対面のDeNA・東とキャッチボール。チェンジアップを教わったと明かし、「自分のは落とす系で、東さんは奥行きというか、抜いて、回転をかけながら落とす感じ。真っすぐに見えるので、これはバッター振るなと思いながら受けてました」と振り返る。
「生かせるかは自分次第。いろいろ挑戦していけたら」。“一発屋”で終わるつもりはない。球宴での収穫を、さらなる躍進へとつなげる。(デイリースポーツ阪神担当・間宮涼)
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