阪神・岡田監督はミス連発の黒星発進にタメ息「普通のことがでけへん」「3点差でタッチアップする?」【一問一答】

 ヤクルトに敗れ、声を荒らげグラウンドを後にする岡田監督(撮影・棚橋慶太)
 ヤクルトに敗れ、村上(55)らの映像を見つめながら引き揚げる岡田監督(撮影・高部洋祐)
 ベンチでがっくりの岡田監督(撮影・金田祐二)
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 「東京ヤクルトスワローズ6-3阪神タイガース」(22日、神宮球場)

 阪神は先発の青柳晃洋投手が5回5失点でKO。中盤までの大量失点が響き、3点を追う最終回は1死満塁から代打攻勢を仕かけるも無得点で試合終了。後半戦初戦を落とした岡田監督は「普通のことがでけへん」と厳しく指摘。五回の青柳のベースカバー遅れ、九回に梅野の右越え打で大山がタッチアップ態勢を取ったため、生還できなかったシーンに苦言を呈した。

 以下、岡田監督との一問一答。

 -青柳は初回から自分の牽制ミスで。

 「0点やんか。なんで、あんな牽制を投げるんやろ。村上のあれで、お前、チェンジや」

 -毎回走者を背負っていたが。

 「いや、まあもう、そらコントロールが全然やもんなあ。あの、打たれた後の映像をとっているからのう。真ん中ばっかりやもんな。逆戻りやなあ」

 -五回のバントの処理ですが。

 「そんなん、カバーもサードに行けへんのやもん。しゃあないやんか。ボケーッとしとんやろ」

 -それで小川を楽にさせた。

 「曲がりなりにもまだ抑えとったからな。そらな。完ぺき勝ちゲームやで。(九回の)3点差で一、二塁でタッチアップは初めて見たわ。びっくりしたわ、俺。最後も(梅野の右越え打は二塁打で)1アウト二塁、三塁やで。2点差で。(仮に)1点差やったらタッチアップやん。状況なんよな。ベンチからいちいちそんなん言われへんやろ。3点差で(二塁走者の大山は)タッチアップする?え?1点差やったらタッチアップやん。サードいったほうがええねんから。それでライト逃がしたら満塁でええわけやんか。3点差でタッチアップしてどないすんの、ハーフウェイやろ。はあ、だからお前、2点差なってワンナウト二塁、三塁よ。二塁打やんか、梅野もな、あれ、そんなん全然違うよ」

 -普通にやるべきことを。

 「普通にやったらええんやて。状況っていうか、そんなん分かるやろ、そこまでお前、状況状況で、これやったらこれ、これやったらこれなんかゲームの中でそんなん言われへんから指示なんかでけへんからのお。しっかし、びっくりしたわ。満塁で、おい、何してんのって思った。いや、同点には追いついとるよ。1アウト二塁、三塁になってたら。なあ。ホームかえってけえへんから何してんのかなと思った。はっきり言って。しかし、こんななあ。首位にいてるチームが、こんな貯金つくってるチームが、まだそんなことするんやもんな。普通にやっとけばええのにのう。はっきり言って、オレはそう思うけどな。普通のことがでけへんもんなあ。バント処理にしても、なあ。塁空いてたら、行かなあかんやろ、そんなの。そんなのは教えることじゃないよなあ。こんなの惜しかったで終わったら…。なんでそんな冷静に、そんな普通に考えたらやなあ…。ええ?そういうことやろ」

 -疲れる試合。

 「そうやろ。それで負けるんやからなあ」

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