阪神OB・川藤幸三氏「もっともっと野球談議をしたかった」横田さん告別式で弔辞 Youtubeで共演

 横田慎太郎さんの告別式に参列した川藤幸三阪神OB会長(撮影・立川洋一郎)
 友人らによって運び込まれる横田慎太郎さんの柩(ひつぎ)=撮影・立川洋一郎
 横田慎太郎さんの出棺を見守る(右から)父・真之さん、母・まなみさん、姉・真子さん(撮影・立川洋一郎)
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 18日に亡くなった元阪神・横田慎太郎さんの告別式が22日、鹿児島県日置市内で営まれた。横田さんが現役引退後に出演していたYoutubeチャンネル「川藤部屋」の、阪神OB・川藤幸三氏が弔辞を読み、思い出を語った。

 「なんで今ここに立ち、これを読んでいるのかと思う」と語り出した川藤氏。16年に開幕スタメンに抜擢された当時の第一印象を「いきのいい、純朴な野球少年が出てきた」と振り返った。

 「その後、縁あって、一緒に仕事をすることになった。野球の話になると、熱く語るシーンを見て、まだまだ野球に対する思いが強いなと思った」と川藤氏。「この老いぼれのオヤジをよお面倒見てくれた。本当にありがたい。もっと、もっと野球談議をしたかった」と思いを伝え、最後は「シンよ、いずれまた会おうな。そのとき、あの素晴らしいバックホームをわしに見せてくれよ。ありがとう、ゆっくり休めよ」と、呼びかけた。

 横田さんは13年度ドラフト2位で阪神に入団。16年開幕戦にスタメン出場するなど期待されていたが、17年に脳腫瘍と診断され、19年限りで引退した。引退後も闘病が続き、28歳の若さで亡くなった。

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