阪神・大竹 1回1失点も堂々球宴デビュー “師匠”和田と競演「追い越していけるように」
「マイナビオールスターゲーム2023・第2戦、全セ1-6全パ」(20日、マツダスタジアム)
新天地で自信をつけた自分らしい投球。なじみあるパの強打者たちを相手に、阪神・大竹耕太郎投手(28)は堂々と腕を振った。
「楽しむ余裕もなかったです。けど、直球で打ち取ったりもできたので」。1-3の七回に登板すると、2安打を許すなど1死一、三塁とピンチを招いた。ここで、望んでいた元同僚・栗原と対戦。1ボールから内角ツーシームで打ち取ったが、右犠飛となり、「ちょうど良いんじゃないですか」と笑った。
初の球宴登板は1回1失点。それでも、「いろんな選手としゃべれたことがでかい」と充実感たっぷりに振り返る。印象深い交流にはオリックス・山崎福からカーブを教わったことを挙げ、「僕にない感覚。パーセンテージ的にもカーブは少ないので、後半戦に向けて球種のバリエーションも増やしていきたい」とうなずいた。
“師匠”のソフトバンク・和田とも競演を果たし、「まだまだ能力足りないですけど、追い越していけるように」と決意。多くの収穫を手に、後半戦も駆け抜ける。
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