阪神2軍 鈴木がプロ最長の7回4安打1失点で今季ウエスタン初星 打線は中堅選手の活躍光る

 プロ入り後最長の7回を4安打1失点と好投し、今季ウエスタン初勝利を挙げた鈴木
 プロ入り後最長の7回を4安打1失点と好投し、今季ウエスタン初勝利を挙げた鈴木
 3回に適時左前打を放った板山
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 「ウエスタン、広島1-7阪神」(15日、由宇球場)

 阪神2軍は快勝し、5連勝となった。鈴木は5月6日のウエスタン・オリックス戦(甲子園)以来の先発登板。プロ入り後最長の7回を投げ4安打1失点と好投し、今季ウエスタン初勝利を挙げた。

 初回は先頭の中村奨にソロを浴びるもそこから崩れず。後続を3人で抑えた。二回は無死三塁のピンチも、遊撃・高寺の好守もあり無失点に。

 4四球を与えたが、粘り強い投球を続けた。121球を投げきり「長いイニング投げられてよかった。ランナーを背負ってから粘ることができた。あとは取りたい時に三振が取れたのも大きかったかなと思います」と振り返った。

 和田2軍監督も「ある程度構えたところにいかないっていうのが鈴木の持ち味でもあるしね、それをうまく使えてる。片山のリードもよかったし、接戦の中で踏ん張れたので、そこは自信を持っていいんじゃないかな」と評価した。

 打線は板山が初回に中犠飛、三回に左前適時打、八回には好機を拡大する中前打を放ち2安打2打点の活躍。

 高山は初回に右翼フェンス直撃の先制適時二塁打を記録。八回には北條が代打で2点適時三塁打、続く山本も適時中前打を放ち、中堅選手が存在感を見せた。

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