阪神・近本、湯浅が負傷で球宴辞退「凄く残念」「また全力で腕を振れるよう」補充選手はあらためて発表

 阪神・近本(左)と湯浅
 練習中にキャッチボールする近本=9日
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 NPBは10日、「マイナビオールスターゲーム2023」(19日・バンテリンドームナゴヤ、20日・マツダスタジアム)に選出されていた阪神・近本光司外野手と、湯浅京己投手が辞退すると発表した。NPBによると、近本が右第10肋骨骨折、湯浅は右前腕筋挫傷のため。補充選手はあらためて発表される。

 近本は2日・巨人戦(東京ドーム)で右脇腹付近に死球を受けてもん絶。延長十二回までフル出場したが、3日に兵庫県内の病院で検査を受け「右肋骨(ろっこつ)の骨折」と診断を受けていた。ファン投票では76万9587票で最多得票。選手間投票でも選ばれていた。

 近本は球団を通じ「ファンのみなさんからたくさん投票していただいた中で、出場できないことは凄く残念ですが、今は1日1日自分ができることにしっかり取り組んで、少しでも早くグラウンドでプレーする姿をお見せできるように頑張ります」とコメントした。

 2年連続ファン投票で、抑え部門で選出されていた湯浅は、6月15日・オリックス戦で1点リードの九回から登板するも、2本のソロ弾を許してチームは敗戦。同16日に出場選手登録を抹消され、現在は右前腕のリコンディショニング中のため2軍調整を続けている。「ファン投票で選んでいただいて本当に嬉しかったですし、その中で辞退となってしまい、楽しみにしていただいていたファンのみなさんに申し訳ない思いです。チームのためにまた全力で腕を振れるように、しっかり自分のコンディションを上げていきます。引き続き応援よろしくお願いします」とコメントした。

 なお野球規約第86条(出場選手の自動抹消)には「オールスター試合に選抜された選手が、オールスター試合出場を辞退したとき、その選手の出場選手登録は自動的に抹消され、所属球団のオールスター試合終了直後の年度連盟選手権試合が10試合を終了する翌日まで、再び出場選手登録を申請することはできない。オールスター試合前から出場登録を抹消されていた場合も同様の扱いとする」と記されている。ただし、追加の②として「故障により、年度連盟選手権試合の出場登録をオールスター直前の試合まで抹消され、オールスター出場を辞退した場合、その抹消期間中の試合数を上記10試合から差し引くものとする」とも規定されている。これにより、後半戦は完治した場合、初戦から出場可能となる。

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