【岡義朗氏の眼】近本離脱の阪神 1、2番&中堅は状態次第で 得点差以上に締まった内容

 「広島9-1阪神」(4日、マツダスタジアム)

 阪神・近本光司外野手(28)が「右肋骨(ろっこつ)の骨折」のため出場選手登録を抹消された。不動のリードオフマンを失ったチームは広島に大敗。デイリースポーツ評論家・岡義朗氏(69)は、攻守の要が離脱した“穴を埋める”方策として「打線として機能するオーダーを探る形」を進言した。

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 出場選手登録を抹消された近本の穴を特定の選手が埋めることは難しい。しばらくは各選手の状態に応じて1、2番や中堅を決めることになるだろう。打線として機能するオーダーを探る形にした方が良いかもしれない。

 新人の森下がこの日の試合前守備練習で中堅に就いていた。ここまでは左翼と右翼を守っている。中堅に就くことになっても、同じ外野のポジションなので、それほどの影響は出ないだろう。

 この日のスタメンでは1番・中野、2番・木浪で島田が「8番・中堅」で起用された。木浪と島田に関してはバットが振り遅れている場面もあり、状態が落ち気味かもしれない。

 近本が離脱したこの日の試合は8点差敗戦。ただ次戦以降につながる内容だ。大量得点差だと大振りして雑になりがちだが各打者が、中堅方向を意識していた。また、リリーフ陣のことも考え2番手・馬場を五回の打席に立たせたほか、守備でも4併殺。得点差以上に締まった内容だった。

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