阪神・伊藤将はグラウンド内外で頼れるお兄さん 先輩を見習って学びを後輩に“還元”
「巨人0-3阪神」(1日、東京ドーム)
阪神・伊藤将司投手(27)が5月18日・中日戦以来の今季3勝目を挙げた。自身の巨人戦連勝を5に伸ばした左腕は今季がプロ3年目。若い投手陣から“兄貴分”として慕われる素顔を担当記者が明かした。
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プロ3年目となり、立場も少し変化した。伊藤将について「入団した時からよく話してくれました。同期の兄貴分」と話すのは村上。同じく同期の岩田も「頼れるお兄さん」と言い、「フォームのこととか、いろいろ質問できて貴重な時間だった」と伊藤将が左肩違和感で2軍調整していた期間を振り返る。
伊藤将も自覚十分だ。「性格とか知れますし、そういうのが元から好きなので」とアマチュア時代から後輩たちを食事へ誘うこともしばしば。自身も先輩たちから多くのことを学んでいるだけに「サダさん(岩貞)とか後輩の面倒見が良くて、プレー以外のそういう部分も尊敬してます。自分も後輩にできたら」と“還元”していくつもりだ。
「こうやってローテを回って、教えられることも多くなると思う。自分も未熟ですけど、どんどん経験して下に伝えられたら」。“お兄ちゃん”がグラウンド内外で頼もしい存在となっていく。(デイリースポーツ阪神担当・間宮涼)
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