阪神・ミエセス“一発回答”トドメの4号ソロ 「一日一日しっかり準備することが大事」
「楽天3-11阪神」(7日、楽天モバイルパーク)
自慢の怪力で白球を豪快に運んだ。阪神のヨハン・ミエセス外野手(27)が楽天にとどめを刺す4号ソロを放ち、久々のスタメン起用に一発で応えた。
5-2の七回、2死無走者で打席に入ると、3番手・津留崎の初球、149キロの直球を強振。バックスクリーン右に放り込んだ。「ベンチからしっかり(相手の)投球も見ていたし、狙い球を絞っていこうと思っていた」と分厚い胸を張った。
先月28日・巨人戦(甲子園)以来、10日ぶりの本塁打。敵地に詰めかけた虎党の大声援を浴びながら、巨体を揺らして悠然とダイヤモンドを一周。三塁を回る際には、お決まりの“ギャルピース”も忘れなかった。
「7番・右翼」として5月31日・西武戦(ベルーナ)以来の先発出場。「最初の打席から感覚はいいというか、集中して試合に入れた」という言葉通り、二回の第1打席で左前打を放つと、三回に四球、五回には敵失と4打席連続で塁に出た。
アーチをかければ4戦4勝。限られた出場機会で大きなインパクトを残しつつも「一日一日しっかり準備することが大事」と、生真面目に次のチャンスをうかがった。
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