阪神・湯浅「感覚悪くなかった」実戦復帰で1回2失点 岡田監督「そんな慌てんでも」

 「ウエスタン、中日5-13阪神」(17日、ナゴヤ球場)

 マウンドへと駆け出すと、虎党からは拍手が送られた。右前腕の張りで2軍調整中の阪神・湯浅京己投手が実戦復帰。先発して1回3安打2失点だったが、順調に復活への一歩を踏み出した。

 「怖さはなかったです。初めてにしては感覚は悪くなかった」

 フォークを多投し、「変化球が、最後まで怖さがあったところを、対バッターで確認したかった」と右腕。直球の最速は147キロ、平均球速は143・9キロだったが、「今はスピードはこだわってないので、バランス良く投げたいなと。もっと良くなると思います」と不安はない。

 視察した岡田監督は「腕振れてないもんな」と話したが、「別にそんな慌てんでも。上で投げる時は万全でな」と焦らせない方針だ。湯浅も「今すぐというよりは、シーズン通して最後までパワーアップした状態で、という感じなので、ここから状態を上げて一軍に戻れるように」と力を込める。完全体で1軍へ戻るべく、慎重かつ着実に歩みを進める。

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