阪神 痛恨の2試合連続完封負け ヤクルト・石川攻略できず甲子園ため息 力投の西は3敗目
「阪神0-5ヤクルト」(10日、甲子園球場)
阪神が2試合連続&今季3度目の完封負け。ヤクルト先発のベテラン左腕・石川を攻略することができなかった。
初回、二回は三者凡退に抑えられたが、三回にチャンスを作った。先頭の梅野、木浪が連打でチャンスメーク。ただ、西勇が遊ゴロ、上位打線にかえって近本が遊飛、中野が一ゴロに倒れ、好機を生かすことができなかった。
三回同様、四回と六回も先頭打者が出塁したが、後続がそのチャンスを生かすことができず。貧打に球場中からため息が漏れた。
阪神先発の西勇輝投手(32)が6回2/3を5安打3失点で降板。試合前には「先発したらどれだけゲームを作れるかという、それだけですね。とりあえずゲームメークしたいなって感じです」と意気込みを口にしていたが、先発の役割は果たした。
初回から3回までは快調にスコアボードに「0」を並べていったが、四回に突如乱れた。2死を奪った後、村上、サンタナに連続四球で、次打者・中村には死球。満塁から相対したオスナにカウント1-2からの高め直球を左前に運ばれ、2点適時打で先制された。
ただ、大きく崩れることはなかった。5、6回はテンポよくアウトを重ね、無失点投球。七回は2死一、三塁から青木に二塁適時内野安打を許す形となり、ここで降板となった。前々回4月26日・巨人戦は3回5失点、前回3日・中日戦は2回6失点と2試合連続で不本意な投球が続いていた。3試合連続で白星は付かなかったが、試合は作った。
野球スコア速報
関連ニュース



