阪神・岡田監督の采配ズバリで3発 昇格即6番のミエセス1号「あんまり気合入れるな言うたんや」
「広島0-5阪神」(5日、マツダスタジアム)
虎将の決断が見事に的中した。阪神・岡田彰布監督(65)はこの日、出場選手登録されたばかりのミエセスを「6番・右翼」で送り出した。昇格即スタメンのドミニカンは六回、起用に応えダメ押しの一発を放った。
「最初はちょっと力んでもうて、前で(大山が)ホームラン打つから余計になあ。練習の時からちょっと気合入り過ぎやから、あんまり気合入れるな言うたんやけど」
虎打線の泣きどころとなっている“6番問題”を解消するかのような快音に、指揮官も思わず白い歯をこぼした。
今季3度目の3連勝で首位・DeNAに2ゲーム差と迫った。貯金は5度目の挑戦で4の壁を破り、今季最多5まで達したが、岡田監督は「ああそう」と意に介す様子はない。「そんな気にしてないよ、なんぼとか。まあ、一つ一つやからな。だからそんなん、今は気にするアレじゃないよ」。投打がかみ合った快勝にも気を緩めることなく、白星を積み重ねていく。
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