阪神・近本 リーグトップ14打点 “同郷の絆”村上の登板日は19打数10安打
「ヤクルト0-7阪神」(29日、神宮球場)
またまた同郷の後輩の好投に気を吐いた。阪神・近本光司外野手が同じ淡路島出身・村上を打撃で援護。2勝目を導いた。
「左中間はイメージ通りでしたし、ライト前もイメージしてた。自分のイメージの中の一つであるだけです」
五回、佐藤輝のソロで先制し、なおも続いた2死一、二塁の好機で打席に。カウント2-2から小川の内角高め直球を右前に運び、1点を追加した。
七回は2死三塁で、カウント1-2からスプリットを仕留め、左中間を破る適時二塁打に。九回には先頭で中前打を放ちチャンスメーク。中野の適時二塁打で6点目のホームを踏んだ。
村上が投げた試合では必ず打点を挙げている。1日・DeNA戦(京セラ)でのリリーフ登板試合を含めても、19打数10安打5打点で打率・526。驚異の数字で“同郷の絆”を示す。今季25イニング連続無失点と好投を続ける後輩右腕には「結果がそうなってる」と頼もしさも口にした。
これで14打点となり、DeNA・宮崎を抜いてリーグトップに躍り出た。それでも「(チャンスは)絞りやすいので、こうなったらこういう感じっていうイメージが入ってくる。それはランナーがいてもいなくても一緒」と淡々と振り返った。
ただ、岡田監督は「近本がずっとチャンスでな、ええバッティングしとるからさ。7出たら、8でバントで、近本勝負でええわけやからな、結局は」と圧倒的な信頼を置いている。頼もしいリードオフマンが、チームに勝利をもたらしていく。
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