元阪神・バース氏 大谷だけじゃない「メジャーに行っていない選手もレベルが高い」レジェンドが説いた外国人活躍の秘訣

 インタビューに応じるランディ・バース氏(撮影・立川洋一郎)
 現役時代と変わらない、フルスイングの打撃フォームを披露するバース氏(撮影・立川洋一郎)
 阪神について語るランディ・バース氏(撮影・中田匡峻)
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 セ・リーグが開幕する3月31日の阪神-DeNA戦(京セラ)で始球式を務める元阪神のランディ・バース氏(69)が30日、デイリースポーツの取材に応じ、古巣・阪神の新外国人・ノイジー、ミエセス、ビーズリーらに向けて、日本球界で活躍する秘訣(ひけつ)を説いた。

 バース氏は1983~88年まで阪神で6年間プレー。1985年にはリーグ優勝&日本一に貢献した。2度の三冠王や、NPB歴代1位のシーズン打率・389を保持している。数々の功績を残してきたレジェンドは、新外国人選手に日本球界をリスペクトする必要性を説いた。

 侍ジャパンが3月の第5回WBCで3大会ぶりに3度目の優勝を果たしたことを例に挙げ、「日本がWBCで優勝したことで、日本の野球のレベルが高いというのは分かったと思う。だけど、日本からメジャーへ行った選手だけじゃなくて、メジャーに行っていない選手もレベルが高いということを分かっておかないといけない」。メジャーリーガーの大谷、ダルビッシュ、吉田だけではなく、日本球界をしっかり研究し、学ぶ重要性を口にした。

 今季からかつてのチームメートでもある岡田監督が阪神の監督に復帰した。指揮官の後押しを願い、自身の経験も踏まえてエールを送った。

 「何よりも日本でプレーしたい気持ち、覚悟を持たないとダメだと思う。日本に順応して。遠征もそうだが、打撃練習とかはアメリカと違うので、ソレを受け入れないといけない。受け入れてトライすることが大事」。自身は将棋を学ぶなど日本文化にも適応しており、新天地の環境に対応する必要性を力説した。

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