阪神・井上 ゴルフも打撃向上の糧に
「阪神15-0巨人」(27日、甲子園球場)
19安打15得点で巨人粉砕の虎祭りや!。阪神は井上広大外野手(21)が、自身初となる3安打4打点の活躍で連敗ストップに貢献。プロ4年目の若武者が、固定できていない「6番・右翼」をグッと手元に引き寄せた。
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井上はファームにいる期間、練習前に一人で黙々と室内で打ち込む日があった。練習熱心さは和田2軍監督も「相当今年にかける思いは伝わってきてる」と話すほどだった。
ルーティンや食のこだわりを聞いた際には「全然ないです。好きな物を食べて、寝て、起きるって感じです」と話していた井上。ただ、唯一息抜きと明かしたのが「たまに行く」というゴルフだった。
昨年の11月に始め、140だったスコアは、3月の時点で102に。「そんなに練習してない」と話したが、半年もたたずに100切り目前とさすがの上達ぶり。しかもただの息抜きではなく、野球とも関係している。
「バッティングが悪くなったら打ちっ放しに行きます」。体を使わないと真っすぐ飛ばないというゴルフ。グラウンドを離れても常に、打撃向上へのヒントを探る姿がある。(デイリースポーツ阪神担当・山村菜々子)
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