【井川慶氏の眼】得点力不足の阪神 投手陣は自分の仕事に徹することが重要
「阪神(降雨中止)巨人」(25日、甲子園球場)
今の阪神は岡田監督も言われているように、チームとしては思うように得点できていないところがある。こういった時は投手の立場で言うと、まず自分たちの仕事に徹することが重要となる。
選手も同じように考えているとは思うが、先発であれば、まずゲームを作る。余計な失点を防ぐことで、勝つチャンスを与え続ける。その中で、試合では踏ん張りどころというのが出てくるので、そこでどういったことができるかだ。
例えば、仮に守備でエラーが出たとしても、そこでピッチャーが粘って、ピンチを防ぐことができれば、野手も連動して良くなったりする。ミスが出たときこそ大事であり、そこでカバーすることで流れも変わって、その後に野手が得点してくれる可能性も出てくるからだ。
投手も野手も、長いシーズンを考えれば波というのはあるもの。チームとしても5割以上をキープできているので、焦ることなく戦ってもらいたい。
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