阪神・大竹は七回途中1失点「岩貞さんに感謝」 2勝目権利を持って降板

 力投する先発の大竹(撮影・中田匡峻)
 7回、ピンチをしのいだ岩貞(右)を迎える大竹(撮影・中田匡峻)
1回、広島・菊池(手前)の放った鋭いライナーを、グラブを差し出して捕球する阪神・大竹(撮影・北村雅宏)
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 「阪神-広島」(19日、甲子園球場)

 阪神の先発・大竹耕太郎投手(27)は6回2/3を6安打1失点で、勝利投手の権利を持ったままマウンドを降りた。

 初回と二回を三者凡退に仕留める立ち上がり。三回は1死から会沢、四回も1死から秋山に二塁打を浴びたが、いずれも後続を断ち切った。

 3-0の七回は秋山に左翼線二塁打を許し、初めて先頭打者を塁に出した。続くマクブルームを空振り三振に打ち取ったが、西川の左前打で1死一、三塁とされた。

 7番・デビットソンにはカウント2-2から二塁後方に飛球を打ち上げられたが、中野が背走しながら芸術的な捕球を見せた。2死一、三塁で迎えた上本には追い込みながら、117キロのチェンジアップを左前に運ばれ失点。岩貞にマウンドを譲った。

 2番手・岩貞は2死二、三塁から会沢を三ゴロに仕留め、ピンチを切り抜けた。

 「一人一人、丁寧に投げる意識を持ってマウンドに上がりました。序盤は投げミスなくしっかりコントロールできていましたが、最後の場面で投げ切れなかった部分についてはしっかり反省して、次回に生かしていきたいです」と振り返った大竹。「ピンチでの交代となりましたが、岩貞さんがしっかり流れを切ってくれて感謝しています」と話した。

 試合開始の約30分ほど前には雨が降り出した。今季は2度、雨天中止で先発が流れており、SNSを中心に「大雨降太郎」などと話題になっていたが、無事に試合は始まった。

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