阪神 今季2度目のサヨナラ勝ち WBC戦士の中野が決めた 首位再浮上 岡田監督「中野が打ってくれると信じるしかなかった」

 ペンライトを手にペッパーミル風なポーズを決める中野(撮影・中田匡峻)
 9回、サヨナラ打を放って祝福を受ける中野(左)=撮影・高部洋祐
 9回、中野がサヨナラ打を放ちベンチから飛び出し喜ぶ西勇(中央)ら阪神ナイン(撮影・山口登)
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 「阪神2-1広島」(18日、甲子園球場)

 阪神が今季2度目のサヨナラ勝ちで、連敗を「2」で止めると同時に、DeNAと並んで首位に再浮上した。

 1点を追う九回、1死から梅野が右前打。続く木浪も右翼線二塁打で一打逆転サヨナラとなる1死二、三塁の好機を整えた。ここで代打・渡辺諒は見逃し三振に倒れたが、近本の申告敬遠を挟んだ2死満塁から、中野が広島・栗林とのWBC戦士対決を制する左越え二塁打を放って2走者を迎え入れた。

 岡田監督はサヨナラの場面について「中野が打ってくれると信じるしかなかった」と振り返りながらも、「明日からは打つ方がもっともっと奮起しないといけないですね」と、ゲキを飛ばすことも忘れなかった。

 くしくもこの日から、WBCの優勝トロフィーが甲子園球場に隣接する甲子園歴史館で展示が始まった。最大160分待ちの行列ができるフィーバーとなった日に、3大会ぶりの世界一奪還に貢献した中野が、プロ初のサヨナラ打を放つという記念すべき一日になった。

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