入団前から阪神と深い縁、センバツ優勝投手 巨人戦7回完全快投の村上頌樹ってこんな人

 「巨人1-2阪神」(12日、東京ドーム)

 2年ぶりの先発となった阪神・村上頌樹投手(24)が、七回まで一人の走者も出さない完全投球を展開。八回の打席で代打を送られて、球団初の快挙はならなかったが、2年続けてファームでタイトルを獲得してきた実力を発揮した。

 阪神の地元・兵庫県出身、村上投手のアラカルトは以下の通り。

 生まれ 1998年6月25日。兵庫県南あわじ市出身。24歳。175センチ、80キロ。右投げ左打ち

 球歴 兄の影響で年長からキャッチボールを始めた。小学1年からは賀集少年野球クラブ、南淡中ではアイランドホークスに所属。智弁学園では1年夏からベンチ入り。高3のセンバツでは全5試合を投げ抜き、決勝ではサヨナラ打を放って優勝した。東洋大でも1年からベンチ入り。同年春のリーグ戦で新人賞を獲得。3年春のリーグ戦では6勝をマークし、MVPも獲得した

 憧れの選手 藤川球児

 好きな球団 阪神タイガース。小学校5、6年時には淡路・徳島交流少年野球大会の野球教室で、平田勝男現1軍ヘッドコーチをはじめ赤星憲広(現野球評論家)や福原忍(現2軍投手コーチ)らからからアドバイスを受ける機会があった。中学では元阪神の庄田隆弘氏がコーチを務めた『アイランドホークス』に所属。2020年ドラフト5位で入団する前から、なにかと阪神に縁があった

 2年連続ファームでタイトル 1年目の21年に、ファームで10勝1敗、防御率2・23を記録し、最多勝、最優秀防御率、最高勝率の三冠。昨年もウエスタン・リーグで最優秀防御率(3・09)、最高勝率(・700)の投手2冠を獲得している

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