阪神・梅野が先制V撃 “恐怖の下位打線”発動 「明日も、勝つバイ!」

 「阪神6-3DeNA」(31日、京セラドーム大阪)

 プロ10年目のシーズンを迎えた阪神・梅野隆太郎捕手(31)が、攻守でチームを波に乗せた。1年前に一度は決まっていたものの、幻に終わった青柳との開幕バッテリーでの勝利。5投手による勝ちパターン継投をきっちりとリードして、初陣星へ導いた。

 「打」を光らせたのは二回、無死満塁で迎えた今季初打席。石田に2球で追い込まれるも、5球目のチェンジアップを捉えた。三遊間を抜けた当たりは、チーム今季初適時打。「ファーストスイングがしっかりできた。積極性の気持ちを持って」という納得の一撃で、貴重な先制点をたたき出した。四回には四球を選ぶと、青柳のセーフティースクイズで4点目のホームを踏んだ。

 青柳とは昨季の「2022最優秀バッテリー賞」を2人で初受賞。10試合で7勝2敗、防御率1・56。息ピッタリのコンビネーションは今季も健在だった。「ヤギも皆も何とか粘ってくれてたので。明日からも頼もしい投手陣であってほしい」と女房役としての願いを込めた。

 ヒーローのお立ち台では、恒例の勝利の儀式。「2023年初の勝つバイをお願いします。明日も、勝つバイ!!」。3万6093人の大観衆と4年ぶりに勝ちどきをそろえていた。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス