岡田阪神の1軍サバイバル延長 メンバー絞り込みはOP戦ラスト26日まで

 阪神・岡田彰布監督(65)が16日、神宮球場室内練習場で取材に応じ、1軍メンバー絞り込みをオープン戦ラストゲームとなる26日・オリックス戦(京セラ)まで先送りにすることを明かした。12日には今回の関東遠征中に決定する方針を示唆していたが、15日・DeNA戦で小幡が3安打するなど、レギュラー争いは混沌(こんとん)。打順に関してもギリギリまで見極めていく。

 岡田監督のうれしい悩みはオープン戦の最後まで続きそうだ。1軍メンバー絞り込みについて「関東遠征中?その後やろ、京セラよ」と発言。「(オープン戦はあと)8試合か、そこまで絞られへん」とギリギリまで見極める方針を示した。

 12日には関東遠征中に1軍野手18人を決定する方針を示唆していたが、DeNA戦2試合を終えてサバイバル“延長”となった。15日のDeNA戦では遊撃のレギュラーを狙う小幡が3安打の大暴れ。定位置争いは再び混沌(こんとん)としている。

 打順も同様だ。左腰の張りから復帰したノイジーは3番での起用が続くが「まだそんなん決めてない」とキッパリ。「ミエちゃん(ミエセス)も来たしな。あの辺がまだ分からんけどな、まだもうちょっとや」と続ける。

 この日から、発熱で本隊から離れていたミエセスと、2軍の筑後遠征に帯同していた島田が1軍に合流。代わりに高山と井上が2軍戦で数多くの打席に立つため帰阪した。「まだ決定したわけじゃないから。ビジターやからあんまり人数がな。最終的にはまだ決めてない」と強調した。

 17日からヤクルト3連戦。オープン戦終盤を迎え、相手も主力級が出場する。投打とも絶好のアピール機会。指揮官がベンチで一投一打に目を光らせる。

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