阪神・森下 14日、ハマスタ凱旋 開幕後見据え「嫌な印象を相手に」   

 阪神のドラフト1位・森下翔太外野手(22)=中大=が13日、横浜スタジアムでのDeNA2連戦(14、15日)に向けて“里帰り”を心待ちにした。「ハマスタが一番見に行っていた球場で思い出のある球場。いい姿を見せられたらと思う」。横浜で生まれ育ったルーキーは地元での活躍を思い描いた。

 「高校で一番打っている球場」と懐かしそうに振り返った。真っ先に思い浮かぶのは東海大相模3年の夏、北神奈川県予選の準々決勝・県相模原戦だ。6-8の九回、左越えに起死回生の同点2ランを放って逆転サヨナラ勝ちに結び付けた。「感覚とかは全然覚えていない」と言うが、かつての“庭”で感性が呼び起こされ、さらなる覚醒につながるかもしれない。

 先月18日の練習試合・DeNA戦(宜野座)では第2打席に阪口から対外試合初安打となる中前打を放っている。開幕前哨戦となる2連戦、さらに開幕後も続く対戦を見据え、「1回打っただけじゃダメだと思う。嫌な印象を相手に付けるためにも毎回自分らしいスイングをしていきたい」と力を込めた。

 この日は小幡とともに移動の新幹線に乗り込み、東へ向かった。球場には両親や知人も観戦に訪れる予定。虎の開幕右翼の筆頭候補として凱旋(がいせん)する。

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