阪神・ドラ1森下 攻守でハツラツ 見極めた押し出し四球&スライディングキャッチ

 「オープン戦、阪神5-3巨人」(12日、甲子園球場)

 強心臓ルーキーもG倒の立役者だ。オープン戦とはいえ「今までとは少し違う雰囲気を感じた」というプロ初の伝統の一戦。阪神ドラフト1位・森下翔太外野手(22)=中大=がハツラツプレーで、スタンドを沸かせた。

 まずは右翼の守備で魅せた。1-1の六回無死一塁から、吉川の右前に落ちそうな打球にチャージすると、鮮やかなスライディングキャッチ。「打撃練習中に何度か挑戦していたので、その成果が出たかなと思う」。浜風が吹く甲子園。「前の(打球の)部分ではだいぶ慣れてきた」と言えるから頼もしい。

 直後の六回無死満塁ではフルカウントから低めフォークを見極めて、押し出し四球をゲット。「追いこまれてからは変化球と真っすぐの両方に対応できるように待っている」。ポイントゲッターの役割を果たし、本人も納得顔だ。

 試合前には東海大相模の先輩・原監督と中大の先輩・阿部ヘッド兼バッテリーコーチにあいさつした。「みなさん大先輩なのでちょっとは硬くなりますね」と初々しさものぞかせたルーキー。開幕後、4月11日からは東京ドームで初の巨人3連戦に臨む。「お客さんももっと多いと思う。自分がのまれないようにプレーしていきたい」。シーズンでも大暴れしてくれそうな予感だ。

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