阪神 B・ケラー開幕ローテ遠のく 2回2/3を4安打3失点の乱調 3四球1死球と制球難 3イニング投げきれず
「オープン戦、阪神-巨人」(12日、甲子園球場)
阪神の新助っ人B・ケラーは2回2/3を4安打3失点。3四球1死球と制球も乱れ、開幕ローテが遠のいた。
1イニング目の四回は三者凡退に抑えたが、五回に崩れた。2者連続四球と重盗で1死二、三塁のピンチを背負うと、ブリンソンに遊撃へのボテボテの適時内野安打を許した。
六回も安打と四球で2死一、二塁のピンチを招き、松田、中山に連続タイムリーを許した。さらにブリンソンに死球を与えたところで降板。予定の3イニングを投げきることができず、苦しい投球となった。
今季初登板となった2月26日・日本ハム戦(名護)は2回1安打1死球1失点。岡田監督から「日本の野球をなめたらあかんよ」と苦言を呈された。5日は2軍の教育リーグ・中日戦(ナゴヤ)に先発し、4回3安打無失点と好投していたが、アピール不足に終わった。