阪神・桐敷は5回5失点 伊藤将に代わり先発も1軍生き残りアピールならず
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「オープン戦、阪神-日本ハム」(11日、甲子園球場)
阪神の先発・桐敷は5回8安打5失点とアピールとはならなかった。
三回までは1安打無失点とテンポ良くアウトを重ねた。
だが、四回に1死から野村に左前打を許すと、続く万波にも高めに浮いたフォークを捉えられて左前打を浴びて1死二、三塁とピンチを招く。続く石井に対し、首を振ってツーシームを投じるも、左前に運ばれて先制の適時打を献上した。
五回にはチームが逆転に成功したが、連打で1死一、二塁とされると、3番・松本剛に初球の外角高め直球を右翼線へ運ばれ、逆転2点適時三塁打を浴びた。さらに2死三塁からは万波に内角スライダーを捉えられて左翼ポール際へ2ランを被弾した。
1軍キャンプ参加中の2月26日・中日戦(北谷)で4回7失点と炎上して2軍降格。それでも、3月4日の教育リーグ・中日戦(ナゴヤ)では5回1安打無失点、7奪三振の快投を見せて再び1軍登板のチャンスを得た。この日は、当初先発する予定だった伊藤将が前日試合前練習で左肩の違和感を訴えて登板回避。12日のオープン戦・巨人戦に2番手以降で登板予定だったが、急きょ先発の機会が巡ってきていた。