阪神・西純 圧投4回0封7K 村上斬りで吠えた「キャンプの成果が出せた」
「カーネクスト2023 WBC強化試合、日本代表8-1阪神」(6日、京セラドーム大阪)
日本球界屈指の強打者たち相手に一歩も引かなかった。4番手で登板した阪神・西純矢投手(21)が圧巻の投球だ。
「キャンプで出た課題というのをしっかりとつぶせて、今日の登板に向けていい準備ができました。成果というのがしっかりと出せたかなと思います」
六回から登板すると、先頭・源田に左前打を許したものの、後続を断った。七回からはどんどんとギアが上がった。先頭の代打・山川を148キロの高速フォークで空振り三振。続く4番・村上も高め151キロ直球で空振り三振に斬ると、トレードマークの雄たけびを上げた。
八、九回も快調にアウトを重ねて、4回2安打無失点。大谷、ヌートバー、吉田のメジャー組3選手は退いた後ではあったが、日本代表メンバーと互角に渡り合った。
最速153キロ直球に高速フォークを駆使し、7奪三振をマーク。「三振を取るというのは自分のピッチングスタイルですし、今日はいつもよりも三振を取ることができたので良かった。だいたい狙っていますね」と納得顔だ。
開幕ローテ入りは確実。「しっかりと開幕に向けて状態を上げていって、いいスタートを切れたら」。この日の手応えを手に、開幕まで突っ走る。
関連ニュース



