阪神・岡田監督 甲子園連敗スタートにも井上の一発には満足顔「唯一目立ったなあ。びっくりしたよ」

 4回、2ランを放った井上を迎える岡田監督(左端)=撮影・高部洋祐
 4回、2ランを放ち、ナインに迎えられる井上(撮影・北村雅宏)
 4回、左越えに2ランを放つ井上(撮影・飯室逸平)
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 「オープン戦、阪神2-7オリックス」(5日、甲子園球場)

 阪神監督として15年ぶりに戻ってきた甲子園でのオープン戦は連敗スタートとなったが、それでも岡田監督は4年目の井上広大外野手の本塁打には目を細めた。

 井上は四回、チームの今年甲子園1号となる本塁打を左翼スタンドに突き刺した。オープン戦では2本目、対外試合では4本目となる一発に岡田監督は「最後に真っすぐをなあ。沖縄で打ってなあ。あれが唯一目立ったなあ。びっくりしたよ」と高評価した。

 また、右肘痛で実戦から遠ざかっていた梅野が五回の守備から扇の要に座り、六回には左前打を放ったことについては「本人がもう行ける言うてな。だから試験的に2イニングだけ守れって言うたんよ。きょうの朝よ。本人が行けます言うからさ。もうだいぶええんちゃう。昨日から(打撃)回りとか入ってるしな。シートノックもな」と安心した表情だった。

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