阪神・湯浅 新球「横スラ」試投や!“初実戦”シート打撃登板で打者の「反応見たい」

 「阪神春季キャンプ」(8日、宜野座)

 沖縄・宜野座で春季キャンプを行っている阪神の湯浅京己投手(23)が8日、登板予定の9日のシート打撃で、習得に励んでいる横変化のスライダーを試す意向を明かした。

 3月開催のWBCに出場する日本代表「侍ジャパン」に選出されている右腕は、キャンプ初日から連日ブルペン入り。2日には100球を投げ込むなど精力的に腕を振っている。今季初の実戦形式となるシート打撃に向けて「実戦の感覚は取り戻したいなと思う。バッターの反応を見たいので真っすぐ、他の変化球も全部投げられたら」と、全ての持ち球を試投するという。

 重視するのは「感覚良く投げられている」という「横スラ」の手応え。BC富山時代の恩師、伊藤智仁氏を理想とする新球種に実戦使用のメドが立てば、日本代表だけでなく猛虎にとっても強力な新兵器となる。

 11、12日に予定されている1、2軍合同の紅白戦には登板せず、楽天との練習試合(15日、金武)で最終調整する見込みで、17日から侍ジャパンの強化合宿(宮崎)に参加する。「今、ピークが来たところで何の意味もない。試合に向けてピークを持っていけるように調整したい」。見据えるのはあくまでも“本番”だ。

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