阪神・桐敷 主力斬りでアピールだ 若手5投手が初実戦形式シート打撃でサバイバル

 「阪神春季キャンプ」(5日、宜野座)

 阪神投手陣の1軍生き残りをかけた熾烈(しれつ)なサバイバルが幕を開ける。6、7日は岡田監督就任後、初の実戦形式の練習となるシート打撃を実施予定。6日に登板予定の桐敷拓馬投手(23)が、主力級との対戦を心待ちにした。

 「レギュラー陣の方々(との対戦)は、楽しみかなと思いますね」。強力なライバルがひしめく先発左腕争い。伊藤将を筆頭に、今季に中継ぎから転向した岩貞、現役ドラフトでソフトバンクから新加入した大竹と、その座を競い合う立場だ。

 6日のシート打撃では1軍でも実績豊富な大山、近本に加え、参戦に意欲を見せている新外国人・ノイジーらと対戦の可能性もある。「(打者の)反応だったり、球の質とか。打者目線から聞きたい」と11、12日に予定されている1、2軍合同の紅白戦で結果を残すための“資料集め”の場とする意気込みだ。

 同日には桐敷の他に石井、村上、岩田、岡留が登板予定。各投手が1軍で自らの立場を築くための最初のアピールチャンスとなる。岡留は「しっかりやってきたことを出せるように投げたい」と意気盛ん。今オフの成果を白球に宿し、自らの名を指揮官の脳裏に刻んでみせる。

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