阪神・ドラ6富田 新人合同トレ恒例の3000m走でぶっちぎりゴール

 3000メートル走で1位だった富田(右)。左は茨木(撮影・中田匡峻)
 3000メートル走の1周目でコースを間違える茨木(後方)に突っ込む富田(撮影・中田匡峻)
 3000メートル走で1位だった富田(手前右)=撮影・中田匡峻
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 阪神の新人合同自主トレが22日、兵庫県西宮市の鳴尾浜球場で行われた。合同自主トレでは恒例となっている3000メートル走では、ドラフト6位・富田蓮投手(21)=三菱自動車岡崎=が、11分28秒でゴールイン。ダントツの速さだった。

 1周目から富田は先頭をキープし、3周目までは1位・富田、続いて2番目にドラフト4位・茨木がピッタリとマークしていたが、4周目以降からは富田の独走状態だった。

 ラスト8周目では、右翼ポール付近でドラフト3位・井坪を抜き去ると、ゴール手前ではドラフト2位・門別も華麗に抜いてゴールイン。苦しげな様子を一切見せず、飄々とした顔で走り終えた。

 投手にとってスタミナ、体力は必要な要素と言える。2月の2軍キャンプスタートとなるが、開幕ローテ候補としても期待される立場。まずは潜在能力の高さを発揮した。昨年、1番早かった鈴木も12分33秒だっただけに、そのすごさが数字からも見て分かる。

 以下は順位とタイム。

 1位・富田(11分28秒)

 2位・茨木(12分02秒)

 3位・戸井(12分15秒)

 4位・野口(12分51秒)

 5位・門別(13分08秒)

 6位・井坪(13分27秒)

 ※ドラフト1位・森下は別メニューで参加せず。

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