阪神ドラ1森下「スイング自体は衰えていなかった」 14日からティー打撃再開していた

 打撃練習をする森下
 ストレッチをする森下
2枚

 阪神の新人合同自主トレは15日、第2クールが終了。右足のコンディション不良で初日から別メニュー調整しているドラフト1位・森下翔太外野手(22)=中大=が、14日からティー打撃を再開したことを明かした。

 「今日は自分の中でも良かったバッティングだった。体幹とかをやっていたので、スイング自体は衰えていなかった」と好感触。修正を図っているのは、踏み込む際、左足のかかとから入ってしまう悪癖。左足が内に入ると力が外に逃げ、ボールに伝わりづらくなるといい「足全体で捉えること」を意識している。「もっと伸びしろはあると思うので突き詰めたい」と向上心は絶えない。

 3歳下だがプロの先輩でもあり、右翼定位置を争うライバルでもある前川からも学んでいく。「高校生の時に見ていた。バッティングがいいっていうのは知っているので、見て、体感して刺激をもらいながら頑張っていきたい」と意気込み、打撃論などを交わすことを心待ちにした。

 17日からは第3クールが始まる。「ずっとこのままじゃいけない。けがをしっかり治して、できることも増やして、キャンプへ向けて、どんどん上げていきたい」。一歩一歩着実に歩みを進めていく。

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