阪神・木浪 脱手打ち“近藤塾”で早速指摘 正遊撃手奪還で恩返しや
阪神・木浪聖也内野手(28)が12日、ソフトバンク・近藤らと鹿児島県徳之島で行う合同自主トレを公開した。近藤から指摘された打撃の悪癖を修正し、レギュラー奪還で恩返しすると誓った。
「自分は手で打ってしまう癖があって、それを最初に近藤さんに指摘されました。『手から行ってしまうと、どうしても打球が弱くなってしまう』と近藤さんも言っていたので今は意識しています」
最初は苦戦していたそうだが「少しずつ感覚をつかんできている」と一定の手応えがあるという。「もっと振ってその感覚をつかんでいきたい」と納得のいく形に作り上げる。
通算1014試合に出場して同打率・307、同出塁率・413を誇る球界屈指の好打者は憧れの存在だ。「近藤さんはずっと率を残されている。見て学んだり、実際に聞いていろいろ吸収したい」と貴重な時間を最大限に生かす。
正遊撃手奪還へ向け、春季キャンプから岡田監督にも存在感を示したい。「岡田監督は守備重視と話されている。守備が一番大事ですけど、守備ができつつ打てたらもっとレギュラーに近づけると思う。1軍の交流戦で同じグラウンドに立つことが(近藤への)恩返しになる。結果を残していきたい」。“近藤塾”の成果をまずは沖縄で発揮する。
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