阪神 新人7選手が入寮 気になる“お供”は?プロ仕様グラブに色紙やダンベル
阪神の新人7選手が6日、西宮市の選手寮「虎風荘」へ入寮。球団を通じて取材に応じ、実家から持参した思い思いの品を紹介した。
ドラフト1位・森下翔太(22)=中大=はプロ仕様のグラブ。「プロに入って最初のグラブということで、やっぱり思い入れのあるグラブになると思いますし、タイガースカラーにして一年目から気合十分ということをグラブに表して持ち込みました」と意気込みを示した。
ドラフト2位・門別啓人(18)=東海大札幌=は、5歳の時に脳腫瘍で亡くなった妹・心奈さんの名前を刺繍したグラブ。「高校の時に初めてオーダーしたグラブから(刺繍を)入れている妹の名前を入れてプロでやっていこうかなと思いました」と心奈さんの思いを背負いプロでの活躍を誓う。
ドラフト3位・井坪陽生(17)=関東第一=は、地元の友人たちからもらった寄書き色紙。「ずっと小さい頃から野球をやってきた仲間なので、最後に書いてもらいました。もう一つは地元の友達でこれはサプライズでもらって、うれしかったです」と心強いエールを喜んだ。
ドラフト4位・茨木秀俊(18)=帝京長岡=は、リトルシニアのチームメートからもらった色紙。「小学校、中学校とともに戦ったチームメートからのメッセージが書いてあって、それをいつも目に当たるところに置いておいて、みんなが応援してくれているという気持ちを持って日々、生活していきたいなと思います」と仲間の思いを胸にプレーする。
ドラフト5位・戸井零士(17)=天理=は、天理高のメッセージボードと「忍耐 苦しまずして栄光なし」と刺繍したグラブ。グラブの刺繍は高校時代にチームの主将になった際に入れたものだといい「しんどいこともあるけど、夢をつかむためにはしんどいことも乗り越えていかないといけないっていう思いでこの言葉を入れています」と明かした。
ドラフト6位・富田蓮(21)=三菱自動車岡崎=は、寄せ書きが入った社会人時代のユニホーム。「やっぱりこのユニホームには3年間の思い入れがあって、この背番号13っていうのも自分の中でとても気に入っている数字なので、このユニホームを見ることによって社会人時代に学んできたことをもう一回一から考え直すと言いますか、そういう気持ちでこのユニホームを持ってきました」と気を引き締めた。
育成ドラフト1位・野口恭佑(22)=九産大=は、先輩からもらったダンベル。筋トレ好きの野口は「前からなんですけど、気づけばダンベル持ってるみたいな感じなので、必要っていうか、常に鍛えたいというか、そういうのがもう自分の中であるので持ってきました」とうなずいた。
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