阪神・岩貞 故郷熊本県の益城町に155万円相当の野球用品寄贈

 益城町の西村博則町長から表彰状を授与する岩貞(球団提供)
 益城町の西村博則町長(右)と記念撮影に納まる岩貞(球団提供)
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 阪神は29日、岩貞祐太投手(31)が熊本県益城町役場を訪問し、益城町の少年野球チーム・保育施設・小学校・中学校等に対して、155万円相当の野球用品等の寄贈を行ったと発表した。

 寄贈内容は軟式野球ボール、テント、幼児用ティーボールセットで、今季のレギュラーシーズン公式戦のホールド数・11ホールド×5万円の55万円と昨年の「若林忠志賞」受賞時に球団から贈られた活動資金100万円を合算した155万円相当。

 熊本県出身の岩貞は「熊本のこどもたちがストレスなく、大好きな野球に打ち込める環境を整えるために、益城町役場の方々と相談して、今年はグラウンドに設置するテントや、野球ボール等の必要な道具を準備しました。また、地域の野球振興に貢献したいという思いから、保育施設にも幼児用のティーボールセットを寄贈しました。この活動は、自分が野球選手として頑張る大きなモチベーションになっていますし、昨年、球団から『若林忠志賞』をいただいて、より一層強い使命感を持つようになりました。熊本は震災から6年が経過して、徐々に震災の記憶も薄れがちになっていきますが、これからもこの活動を続けることで、震災の記憶を風化させずに、熊本の復興に貢献していきたいと思います」とコメントした。

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