阪神・梅野、新助っ投サポートお任せ あうんの呼吸 「個人的な目標よりも“アレ”」

 子どもたちの前で、キャッチャーのお手本を見せる梅野(撮影・高部洋祐)
 子どもたちの前で、キャッチャーのお手本を見せる梅野(撮影・高部洋祐)
 野球教室終了後、子どもたちと記念写真に納まる梅野と北條(撮影・高部洋祐)
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 阪神・梅野隆太郎捕手(31)が17日、大阪府摂津市内で行われた「SSK野球教室」に参加し、2人の新外国人投手をサポートしていく考えを示した。B・ケラー、ビーズリーについてまだ詳しくは認知していないが、「パフォーマンスを最大に発揮できるように、キャッチャーとして取り組んでいきたい」。岡田監督から正捕手に指名されており、中心選手としての自覚を示した。

 その上で大切になってくるのは意思疎通。「英語は話せないけど、気持ちよく投げさせるっていう。ピッチャーとの雰囲気とか、そのへんはゲームじゃないと分からない。これを嫌がってるなとか感じるものを大事にしたい。あうんの呼吸っていうかな」と長年の自身の感覚を生かしていく考え。春季キャンプから2人の球を受けられることも大きく、シーズンに入る前にそれぞれの雰囲気をつかみとっていくつもりだ。

 野球教室では「野球人口の増加」という目的に賛同し、あえて野球経験者と野球初心者を半分ずつにした計60人の小学生に指導。「自分が子供の時に野球教室という場がなかった。貴重な経験になると思うのでよかったかな」と笑顔を見せた。

 この日発表されたスローガン「A.R.E.」には「岡田さんが就任されて“アレ”が話題になって、そのままスローガンになるのもいいことだし、すごくいい意味だと思う」と共感。そして「個人的な目標よりも“アレ”を達成したい」と改めて力強く宣言した。新外国人投手もチームも引っ張り、“アレ”をして子どもたちに夢を与える。

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