阪神・青柳「アレできるように」 子どもたち前に決意!来季こそ開幕投手&15勝

 リベンジして「アレ」するで!阪神・青柳晃洋投手(28)が17日、地元である横浜市鶴見区内にある岸谷小学校、上寺尾小学校を訪問。子どもたちに諦めないことの大切さを伝えた右腕は、今季かなわなかった開幕投手&15勝の目標を、来季こそ達成することを誓った。

 キラキラ輝く子どもたちの瞳を前に、決意を強くした。「現状に満足しないでいたい」。夢や目標に向かって努力し続ける大切さを説いた青柳は、来季への思いを語った。

 「達成できるまで頑張り続けるというのは子どもたちにも言いましたし、(15勝は)難しい数字ですけど、挑戦していきたい」

 開幕投手&15勝を目標に掲げて臨んだ今季は、13勝を挙げて最多勝を含む投手3冠を獲得したが、目指す数字には届かなかった。内定していた開幕投手は、新型コロナウイルス感染により幻に。結果的にいずれの目標も達成できなかっただけに、雪辱の思いは強い。

 白星を積み重ねることは、もう一つの意味を持つ。昨季から、1勝につき10万円相当の物品を寄付する社会貢献活動を開始。「現役の間は横浜市鶴見区に毎年訪問したいと思ってますし、来た時に『誰?』って思われないように(笑)。多く勝って、多く寄付したいなと思います」と、より多くの子どもたちに夢を届けるつもりだ。

 目標達成のため、オフの過ごし方にも考えを巡らしている。昨季、小学校を訪れたのは12月上旬。約半月早い訪問にも理由があった。「(来春の)キャンプまで時間をかけてやれるようにしていこうかなと、今年は、その取り組みを考えていたので。開幕投手という目標があるので、そこに向けて頑張りたい」。秋季練習&キャンプを免除されているが、すでに来季へ向けて動き出している。

 リベンジの大役を射止めるべく、うかうかはしていられない。安芸では伊藤将が開幕投手への意欲について「そりゃあります」と宣言。チームでは西純、才木ら若手の台頭も著しい。来季プロ8年目を迎える右腕は「若くて良いピッチャーがいっぱいいるので、どんどん出てきたら良いと思いますし、それに負けないように頑張るだけ」と力を込めた。

 もちろん、その先に見据えるのは-。「アレできるように頑張りたい」と青柳。頼もしい大黒柱が、来季もチームをけん引する。

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