中野拓夢「個人としてアピールできてない」豪州戦で侍初安打&初盗塁目指す
「侍ジャパンシリーズ2022」で侍ジャパンにメンバー入りしている阪神・中野拓夢内野手(26)が8日、札幌ドームでの全体練習に参加。9日からの豪州2連戦への意気込みを口にした。
「個人としてはまだヒットを打てていない、盗塁もできていない、アピールできていないので。貢献できるようにやっていきたい」
5日の日本ハム戦では二塁で先発出場し、6日の巨人戦では遊撃でスタメン起用された中野。4日の練習中に栗山監督から「悪いけどいろんなことをやらせてくれ」と告げられ、「全然大丈夫です」と快諾。そつなくこなす姿が見られた。
この日、シートノックでは源田とともに遊撃に入ったが、二塁でノックや打球捕を行っていた。岡田新体制での二塁コンバート構想も持ち上がるが、「使ってもらえる幅が広がる」と中野もむしろチャンスと捉えている。
NPBとの強化試合で侍デビューを果たした中野。「今まで野球人生の中で日の丸を背負ってプレーすることはなかった。みんなが注目しているなと感じた。より気が引き締まる」と気持ちを高めていた。代表初安打&初盗塁を目指し、豪州戦では猛アピールする。