岡田阪神 来春キャンプ初実戦は2月11、12日 1、2軍全員集合で12回制!

 阪神・岡田彰布新監督(64)がキャンプ休日となった4日、来春キャンプの第3クール中と見込まれる2月11、12日に、初実戦となる紅白戦を実施するプランを明かした。来年から1、2軍とも沖縄でキャンプを行うメリットを生かし、延長12回制で6回でのメンバー入れ替えも想定する。また今回の秋季キャンプに関しては改めて、実戦を封印して個々のレベルアップへつなげることに言及した。

 岡田新監督がにかっと笑い、驚きのプランを明かした。「2月は11、12日の連休で紅白戦をやる。それまで実戦はいらんよ。練習する期間がいるやろ。第2クールから実戦なんて早すぎるよ」。来春キャンプでは、第2クールまでしっかりと練習時間を確保した上で、満を持して紅白戦を実施する方針だ。

 今年は3月25日と開幕が早く、2月5日に紅白戦を実施。来年はWBCの影響もあり、開幕戦が3月31日と調整期間はたっぷりある。キャンプ前半の練習漬けを予告し、前代未聞の計画もぶち上げた。

 「2軍も沖縄やから、全員呼んでやろうかと思ってる。12回制にしてな。6回でメンバー入れ替えるとか、おもしろいんちゃうか」

 来春から2軍キャンプ地が沖縄・うるま市に移転。1軍キャンプ地の宜野座と車で約40分の距離で1、2軍とも沖縄キャンプを張るメリットを最大限に生かそうというわけだ。

 6回でメンバー総入れ替えとなれば、若手のアピールチャンスは十分にある。観客も1日2試合分楽しめる。ファンサービスを重視する岡田監督らしいプランとも言えそうだ。

 「(秋は)シート打撃もせんよ。打撃投手の登板?ないない。練習でやってることを実戦で試したいやつもいるかも分からんけどな。まずは練習せんと」

 改めて秋季キャンプ中の実戦封印を明言。個々のレベルアップがテーマで、実戦より地道な練習を繰り返す上での持論も披露した。

 「『心技体』やなくて、『技心体』よ。まずは技術よ。技術付けるために練習したら、体力も付くやんか。技術があれば心に余裕も出るしな」

 5日からの第2クールでは投内連係など細かいメニューも加わる。「2・11」まで“岡田流”を貫き、チームの底上げを図る。

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