阪神 佐藤輝が３三振でブレーキ 松井秀喜氏は課題を指摘
「セＣＳファイナルＳ・第１戦、ヤクルト７－１阪神」（１２日、神宮球場）
阪神は投打がかみ合わず、大敗。アドバンテージを含めて０勝２敗となった。
６番で出場した佐藤輝は４打数無安打３三振とブレーキとなった。二回は１死一塁で初球を打って中飛。五回は小川のフォークに空振り三振。七回は１死一塁で直球に空振り三振。九回１死一塁も清水の直球に空振り三振を喫し、つなぐことができなかった。
テレビ解説で訪れていた松井秀喜氏は佐藤輝について「力がありそうな体はありますよね」と印象を口にした。同席した解説者の古田敦也氏が、「ホームランバッターはどうしてもインコースに強い球、そして外に落ちる球って、こう松井さんも散々投げられたと思うんですけど、それをいかに見逃して甘く入ってきた球を打つかっていう」と語ると、松井氏は同調。変化球での三振に「やっぱりその見極めをちゃんとできるかできないか。もちろん慣れもあるんですけど、その考え方と言いますか。打席の中で整理っていうのを。今のだったら何回打っても打てないですからね。それをどう見逃せるかです」などと課題を指摘した。
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