阪神 ベンチ入り26人が全員出場の“珍事” 延長戦突入も控えはなし

 10回、力投する才木(撮影・飯室逸平)
 同点打を放った9回終了後、ナインとタッチを交わす栄枝(撮影・高部洋祐)
 9回、代打の栄枝の同点適時打に阪神ナインはベンチを飛び出し喜ぶ(撮影・山口登)
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 「阪神-ヤクルト」(2日、甲子園球場)

 九回に同点に追いついた阪神が、ベンチ入り26人全員を起用した。野手全員が出場することは稀にあるが、ベンチ入りした9投手も全員登板。プロ野球では過去にもあまり例がない“珍事”となった。

 今季最終戦で虎がベンチ入り全選手を使い切った。

 先発の西純が3回無失点で降板。その後は最優秀中継ぎ投手のタイトルがかかっていた湯浅から島本、岩崎、岩貞、加治屋と小刻みにつなぎ、1点リードの九回はケラーがセーブ失敗も小林が1/3回を抑えた。

 九回裏に代打・マルテ、代走・小幡が起用され、1点を追う2死一、二塁で栄枝が代打でプロ初出場。殊勲の同点打を放ち、ベンチ入りの野手17人が全員が出場した。

 3-3で延長に突入すると、才木が9番手で登板。投手も含めてベンチ入りした26人が全員出場し、控え選手が0となった。

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