阪神・西純 飛躍の3年目白星で締める 最終戦先発「甲子園プラスに」

 秋晴れの聖地に、トレードマークの笑顔が輝く。レギュラーシーズン最終戦の2日・ヤクルト戦(甲子園)に先発する阪神・西純矢投手(21)が1日、全体練習に参加し、キャッチボールなどで調整。「最後の試合を任せてもらってすごい光栄。大事な試合になると思うので、しっかりと結果を残せるように」と意気込みを示した。

 プロ3年目の今季は「もっと早くから1軍で活躍したい気持ちは持っていたので、まだまだ満足できるような結果ではない」と振り返るものの、13試合に登板して6勝3敗、防御率2・78と飛躍を遂げた。集大成となる一戦でも「楽しむ気持ちは常に持っていて、やっぱりそういうところが大事」と気負いはない。

 高校時代に甲子園出場や日本代表選出など数々の経験をしてきた右腕は「自分は大舞台に強い方のタイプかなと思っている」と自己分析。「大事な試合でこそ力を発揮できるような選手になりたい。明日も、いつも通りできたら」と自信を持って自分らしい投球を披露するつもりだ。

 舞台は最終戦の甲子園。先発予定だったものの台風の影響で中止となった9月19日のヤクルト戦が振り替えられ、くしくも登板機会が巡ってきた。「やっぱり甲子園は他の球場に比べて特別な球場。最後、甲子園で投げられることはプラスに考えて、良い形で終わることができたら」。誇れる本拠地のマウンド。虎党のエールを背に、快投で締めくくる。

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