「ウエスタン、広島-阪神」(30日、由宇球場)
阪神・前川右京外野手(19)が、プロ入り後初の3安打をマークした。
初回1死二塁で先制左翼線適時二塁打を放つと、同点の四回先頭では右翼線への二塁打でロドリゲスの勝ち越し打を演出。七回には1軍での実績もある中崎の外角チェンジアップを拾い、左前打を放った。
この試合前まで阪神の優勝マジックは「2」。2位・ソフトバンクはこの日の18時から中日戦(タマスタ)を行い、引き分け以下で阪神のウエスタン連覇が決定する。Vが懸かった大事な一戦で、高卒スラッガーが勝負強さを発揮した。