阪神・矢野監督「粘りとか成長とかチームの雰囲気とかは成長を感じる」ラスト1試合の勝利誓う

 関東での試合を終え、ファンに帽子を振る矢野監督(撮影・西岡正)
 神宮のファンにあいさつをする藤浪(撮影・佐々木彰尚)
 目を潤ませ、関東の阪神ファンに別れを告げる矢野監督(撮影・西岡正)
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 「ヤクルト1-2阪神」(28日、神宮球場)

 阪神は同点の八回2死二塁で5番・原口が左前適時打。これが決勝点となり、3連勝で単独3位に浮上した。

 矢野監督は原口について「もうすごいもんね。ほんとにすごい。集中力はもちろんだけど、あんだけ守ってるときもベンチ帰ってからもずっとね。何かしら力になろうとしているので。さらに打席に入れば集中力高く、ああいうふうなこともやってくれるんじゃないかと思わせてくれる選手なんで。しぶといバッティング。最高でした」と絶賛した。

 さらに初回に2試合連続となる先頭打者アーチを放った1番・中野には「きのうに続いて先頭打者ホームランというのは、よしっていう感じをつくってくれたと思います」と賛辞を送った。

 CS進出へ望みをつなぐ大きな1勝。阪神の今季レギュラーシーズンは残り1試合。10月2日に甲子園でヤクルトと戦う。指揮官は「いつも以上にプレッシャーがかかった中でこうやってヤクルトが優勝決まった後とはいえね、選手がこうやってやってくれたっていうのはまあまあ、俺の勝手な思いやけど、やっぱりこういうところの粘りとか成長とかチームの雰囲気とかは俺の中では成長を感じるようなところなんで」とナインの奮闘をたたえ、「もう一個でね、もちろん相手があることなんで、アレやけど、勝つしかないんで」と必勝を期した。

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