阪神 来季1軍打撃コーチに水口栄二氏招へいへ オリックスでは坂口、T-岡田ら育成

 阪神が来季の1軍打撃コーチに、水口栄二氏(53)の招へいに動いていることが27日、分かった。得点力不足解消へ、現役時代は近鉄、オリックスなどで活躍した仕事人に白羽の矢が立った。

 水口氏は松山商から早大を経てドラフト2位で近鉄に入団。高校時代は主将として86年の夏の甲子園で準優勝に導き、大学4年時も主将を務めリーグ優勝を達成。近鉄時代の01年には「2番・二塁」で15年ぶりのリーグ優勝に貢献。同年の日本シリーズでも本塁打を放つなど、持ち味の勝負強さを発揮した。

 現役引退後はオリックスでコーチを務め、坂口、T-岡田らを育て上げた。現在は西宮市内に「水口栄二の野球教室 野球心」を開講し、少年野球チームなどへの指導にあたっている。

 ◆水口栄二(みずぐち・えいじ)1969年1月9日生まれ、53歳。愛媛県出身。現役時代は右投げ右打ちの内野手。松山商から早大に進み、90年度ドラフト2位で近鉄に入団。粘り強い打撃で01年の近鉄12年ぶりのリーグ優勝に貢献。04年の分配ドラフトでオリックスへ移籍。07年現役引退。08年から5シーズンでオリックス1軍打撃コーチなどを務めた。

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