「ヤクルト１－４阪神」（２７日、神宮球場）

　阪神が快勝し、巨人と並んで３位タイに浮上した。巨人、広島と０・５差の間に３チームがひしめく大混戦のＣＳ争い。試合後、矢野監督は３位タイ浮上の話題に「いやいや、終わってからが大事だから」と表情を引き締めた。

　先発の青柳が６回６安打１失点でリーグ単独トップ１３勝目。８試合ぶりに白星を挙げた。打線は初回に中野がプロ入り初の先頭打者弾を放ち、勢いをつけた。

　残り２試合はいずれも優勝が決まったヤクルト戦。明日２８日も巨人、広島は試合がないだけに勝って、前を行きたいところだ。指揮官は「もちろん今日勝たないと苦しくなることは分かってて。うちの方が日程早いんだから。あしたも勝つしかないというか、勝てば大きくチャンスを広げる一勝になると思うんで。明日も勝ちます」と誓った。