阪神・矢野監督 集大成見せる!逆転CS進出へ残り3戦「トーナメントのつもりで」

 阪神・矢野燿大監督(53)が25日、甲子園での全体練習後、高校球児の精神で残り3戦に挑む決意を示した。3位・巨人が敗れ、0・5ゲーム差に接近。逆転CS進出へのムードが高まる中、一戦必勝の心構えを説いた。

 「もう高校野球のトーナメントのようなつもりで一戦一戦、戦うしかできないと思うんで。そういう気持ちで戦っていければ、自分たちでつかみ取れるものがあるんじゃないかなと信じてるけどね」

 27日からヤクルト2連戦(神宮)。初戦はエース・青柳に先発を託す。7試合連続白星なしの状況でも信頼は変わらない。「結果だけじゃなくて、姿勢も見せてくれている。ヤギ(青柳)に任せるしかない」。個人タイトル奪取にも期待を寄せつつ、2軍監督時代から成長を見守ってきた右腕の背中を押した。

 理想は連敗を「4」で止めた23日・広島戦(マツダ)のようなゲームだ。「(1番の)拓夢(中野)が出て、つないでいって。その中で足を絡めたり、ピッチャーで粘っていく」。再びCSで対戦する可能性があるヤクルト相手に「自分たちの野球をする方が大事」とイメージを膨らませる。

 巨人、広島と三つどもえの3位争いもいよいよ最終局面。監督4年間の集大成を3連勝締めで飾る。

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